serial experiments lain

アニメについて語るならまずは自分のバックボーンから話すべき

そう思い最初の作品をserial experiments lainとしたい

生まれてからアニメーションに面白い以外の感情を初めて持った作品だと思う

このアニメが面白いかどうかと問われると

素直に面白いと人に勧められるものではない

特に昨今のアニメブームの萌え的要素は特にないし(主人公は女子中学生だが)

明快なアクションはない

ジャンルはサイコサスペンスとも言えるし心理フィクションとも言える

SFな部分もあるが学園ラブコメディ的な部分はない

家族ハートウォーミングの真逆で見た目上は家族はどんどん崩壊して行く

とにかく暖かい部分が殆どない

(アリスのレインに対する想いは暖かいと言えるかもしれないが)

見終わった後になんとも言えない不思議な感覚になる

その感覚は多分共感出来る人間が少ない

あの感覚が欲しくて今だにアニメを見続けてるとさえ言える

 

粗筋

 

全13話構成で各話をLAYERと読んでいる

主人公:岩倉玲音(iwakura rein)

最初は内気な女子中の学生、友達もいない

虐められているわけではない

舞台は高度にネットワークかされた社会

攻殻機動隊とは違い外見上は現在日本と変わりはない

スマホの代わりにNABIと呼ばれる端末を使用しチャットやネットを利用している

ある日同級生が飛び降り自殺をする

後日妙な噂が経つ

”死んだ人からメールが届く”

レインの元にも同級生よりメールが届く

”私は死んでない、肉体を捨てただけ

だからこーやってメールも送れる”

その言葉に興味を持ち大型のNABI(デスクトップパソコン)を手に入れる

そこでアクセスしたワイヤード(ネット空間)ではなぜか皆自分のことを知っている

知っている”岩倉玲音”ではなく”lain”として、、、

 

時々差し込まれる電柱の影とノイズの音

観ていた時それらのせいで変にトリップしてしまったのかもしれない

Lainの正体を岩倉玲音が知った時

その後にとった行動

正直何度も見た作品だが今だにレインの最後のセリフで泣きそうになる

まどかマギがを最初に見た時に

”ここまでレインをリスペクトするのか”

ってくらい後の作品に影響を与えてる

絵:安倍吉俊さん

今でも一番好きなイラストレーターです

この人の描く作品は”灰羽連盟”や”NieA_7”など

柔らかい美しさの中にある怖さが大好き

技術にも積極的で現在の連載中の”リューシカリューシカ”をWebコミックで出すなど

まさに自分好みの方向性に進んでくれて嬉しい限りです

 

音楽も素晴らしい

OPはBOAというイギリスのバンドの曲

日本で売れたアイドルではありません

あの曲が更に不安定な気持ちを加速させる一因を間違いなく買っています

細かいですがOPの最後の時間が止まりLainだけ歩き出すシーンはある種のネタバレ

まぁばれたところで作品の質も落ちないし

最終話で完全に説明はされるんですが理解するまでに何度か見直すことが必要な作品

 

ただ誰にも勧めません

今まで何度もたくさんの人間に進めて来たが

自分と同じようにハマってくれた人間がいない

番人受けどころか玄人ですらも嫌いな人間が多い反面

 

私のような熱狂的なファンが今だに持ち上げてる作品

 

もしこれを読んで観てみたいと思ったあなた

そしてこの作品をどんな形でもプラスのベクトルで感情が動いたあなた

あなたとはいい酒が飲めそうです